気軽に施術ができて、スベスベの肌が手に入るレーザー脱毛はとても便利です。
短い期間で美しくなれるのは嬉しいことですが、脱毛をしたすぐあとに運動をしてはいけないと言う人もいます。

脱毛したあとに運動を避けるのは、どのような理由があるのでしょうか。そもそも運動するとどのような問題が生じるのでしょうか。この記事では、脱毛と運動の関係性について紹介しています。

脱毛したあとの運動によって肌トラブルが起きる

脱毛したあとの肌は、レーザーの照射により熱が起きるため敏感に反応します。照射時に残った熱や、乾燥による保護機能の低下により、外からの刺激を感じやすくなります。脱毛したばかりのときは肌が敏感なので、体温が上がり炎症やかゆみ生じる可能性があります。レーザーを受けたときの熱によって、普段よりも肌の温度が高くなります。

肌が熱を帯びたまま運動をすることで、血行が良くなり、さらに体温が上がります。そのため、肌の内部にこもった熱を外に逃さないと、炎症やかゆみ、赤みが発生する可能性があります。また、かゆみが酷くなると、肌をかきむしり傷付け悪化するかもしれません。

運動したときの汗で細菌が増える

脱毛したあとの肌は、毛穴も敏感になります。運動によって汗が出て汚い状態にしていると、毛穴のなかで細菌が増え、炎症を引き起こす恐れがあります。

また運動するときに汗をタオルで拭くときにも注意を払いましょう。脱毛したあとの肌は摩擦に弱く、力強く拭くと痛みが生じます。また摩擦によって傷付いた部分から、細菌が広がるケースもあるので、優しく押さえて汗を拭くようにしましょう。

運動をして汗が出ると、臭いが気になり制汗剤を使用したくなりますが、脱毛したあとの制汗剤は控えたほうが良いでしょう。制汗剤に含まれる成分が刺激となり、肌トラブルが生じるかもしれません。

もし運動してしまったらどうするべきか

脱毛したあとは運動できないことを忘れて、つい体を動かしてしまったときの対処法を紹介します。まず肌にこもった熱を逃がすために、濡らしたタオルや保冷剤などで肌を冷やしましょう。そのあとは、体温が上がらないように努め、大量に汗をかかないようにゆっくり過ごしましょう。

運動で汗が出ると肌の水分が少なくなるので、肌の保湿を重点的に行いましょう。体の外からだけではなく、なかからも肌に水分を与えると効果がでるので、水を飲むことも心がけましょう。

肌が乾燥したままだと、肌トラブルの原因になるので、肌の潤いを保つことが大切です。もし脱毛したあとに運動して、肌トラブルが生じたときには、施術をしたスタッフに連絡して状況を説明しましょう。

対処方法や通院の指示など、何かしらのアドバイスをもらえ、場合によっては医療機関を紹介されるかもしれません。

脱毛したあとはいつから運動ができるのか

ここからは脱毛したあとに運動ができる時間について説明します。

多くのサロンでは、脱毛したあとの運動は、3日は空けるように勧めています。脱毛したあとに運動ができるまでの時間は、サロンによっても脱毛した部位によっても違いますが、施術してから24時間は空けるように言われています。

しかし肌は個人差があるので、24時間経ってから運動しても肌トラブルが生じる人もいます。散歩やストレッチなら3日ほど空ければ十分ですが、激しい運動や長い時間にわたって行う運動は1週間程度空けると良いでしょう。もちろん、運動ができるまでの期間は個人差があるので、肌トラブルが生じたときには、すぐに運動を止めるようにしましょう。

脱毛したあとの運動と同じで、脱毛する前の当日の運動も避けましょう。運動して体温が高いまま脱毛レーザーを受けると、肌トラブルが生じかねません。また、運動したことで筋肉が疲労し、体の状態が不安定なまま脱毛処理を受けると、肌トラブルが起きる可能性が高くなります。

そのため、脱毛を受けるまえの運動は前日までにして、当日は避けるようにしましょう。

脱毛したあとに運動以外で注意すること

脱毛したあとは運動だけではなく、入浴やサウナも避けたほうが良いでしょう。熱い風呂やサウナのような温度が高い状況では、肌が乾燥して、赤みやはれ、かゆみなどの問題が発生します。

脱毛したあとの肌は敏感になっているので、表面の温度が変わることで肌トラブルが生じやすくなります。そのため、熱い風呂に入るのは、脱毛してから24時間以上経ったあとに開始すると良いでしょう。

サロンによってはシャワーだけなら大丈夫と言うケースもありますが、どうしても入浴したいときには、スタッフに相談するようにしましょう。サウナに入ると、高温に加えて大量の汗が出るので、脱毛してから最低でも3日間は避けることをおすすめします。

アルコールの接種も脱毛したあとに控える行動に含まれます。アルコールを飲むと、血行が良くなるので体温が上昇し、肌にかゆみや赤みなどの炎症が生じる可能性があります。脱毛したあとはすぐにアルコールを飲むのではなく、肌が安定するまで待つことが重要です。

目安としては、脱毛する前と後の12時間はアルコールを避けるようにしましょう。アルコールを避けることは、肌への影響を減らすだけではなく、脱毛の効果を高める働きもあります。

日焼けも注意が必要で、日焼けとは肌が軽い火傷を負っている状態なので、脱毛レーザーを当てて皮膚の保護機能が低下すると、紫外線の影響を直に受けるようになります。

そのため、脱毛したあとは直射日光を避けるだけではなく、紫外線カット率の高い日焼け止めクリームを塗ったり、帽子や日傘で肌を保護することを心がけ、十分な紫外線対策を行う必要があります。

脱毛したあと数日間は紫外線の影響を受けやすいので、脱毛した当日から紫外線対策を始めて、2週間は注意しながら過ごすようにしましょう。また、部屋のなかにいるときでも、窓ガラスから日光が入り紫外線が肌に触れる可能性もあるので、脱毛したあとには、1日の過ごし方に気を配り、十分な日焼け対策を行うようにしましょう。

カテゴリー

新着情報