2025.11.28
ー脱毛の注意点を知ってキレイも肌も守るポイントまとめー
脱毛の注意点を知ってからスタートしよう
脱毛は「自己処理の手間が減る」「ムダ毛を気にせずファッションを楽しめる」など、うれしいメリットがたくさんあります。一方で、肌に光や熱を当てる施術である以上、いくつか気をつけたいポイントがあるのも事実です。注意点を知らずに通いはじめてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうこともあります。
ここでは、脱毛を安心して続けるために知っておきたい注意点を「施術前」「施術中・直後」「長期的な視点」の3つに分けて分かりやすく解説していきます。
脱毛は“美容医療・美容施術”という意識を持つ
まず押さえておきたいのは、脱毛は単なるエステメニューではなく、「光やレーザーを使って毛根にダメージを与える美容施術」であるということです。特に医療脱毛は出力が高く、毛にしっかり効くぶん、肌トラブルのリスクもゼロではありません。
そのため、「安いから」「流行っているから」と勢いだけで決めるのではなく、自分の体調や肌質、ライフスタイルも含めてトータルで考えることが大切です。
自己処理よりも安全だけど“絶対にトラブルゼロ”ではない
カミソリや毛抜きによる自己処理に比べると、プロによる脱毛施術は、長期的には肌への負担が少ないケースが多いです。ただし、赤み・ヒリつき・乾燥などの軽いトラブルから、まれに火傷や色素沈着といった症状が出ることもあります。
大事なのは、「正しい知識を持ってリスクを減らすこと」と、「万が一トラブルが起こったときの対応が整っているところを選ぶこと」です。次の章から、具体的な注意点を見ていきましょう。
施術前に気をつけたい脱毛の注意点
脱毛の効果や安全性は、施術を受ける前の過ごし方によっても大きく変わります。「予約した日だけ気をつければOK」と思われがちですが、実はその前からの準備がとても大切です。
ここでは、施術前に意識しておきたいポイントを、肌の状態・自己処理方法・生活習慣の3つの視点からチェックしていきます。
日焼けはNG!施術前後は特に紫外線対策を
多くの脱毛機器は、毛の黒い色(メラニン)に反応して熱を発生させます。日焼けして肌の色が濃くなっていると、毛だけでなく肌にも光が反応しやすくなり、火傷や色素沈着のリスクが高まってしまいます。
そのため、脱毛期間中はもちろん、特に施術前後は次のような紫外線対策を心がけましょう。
・日焼け止めをこまめに塗る
・長袖・帽子・日傘などで物理的にカバーする
・海水浴やプール、日サロなど強い日焼けは避ける
すでに強く日焼けしてしまっている場合は、無理に施術を受けようとせず、肌の状態が落ち着くまでサロンやクリニックと相談しながら様子を見ることが大切です。
自己処理は“前日〜当日”に電気シェーバーで
脱毛前には、基本的に自分でムダ毛を剃ってから来店するように求められます。このときの注意点は、「毛抜きやワックスで抜かないこと」と「肌に優しい方法で剃ること」の2つです。
毛根ごと抜いてしまうと、光やレーザーが反応する“ターゲット”がなくなってしまい、効果が出にくくなります。また、深剃りしすぎたり、カミソリで何度も同じ場所をなぞったりすると、肌荒れや赤みの原因に。
・前日〜前々日に電気シェーバーでやさしく剃る
・毛抜き・ワックス・除毛クリームは避ける
・剃った後は保湿をして乾燥を防ぐ
こうしたポイントを意識することで、肌への刺激をおさえながら、施術効果をしっかり引き出すことができます。
体調や服用中の薬も必ず申告する
脱毛前のカウンセリングで、「持病や服用中のお薬はありますか?」と聞かれることがあります。面倒に感じてしまうかもしれませんが、これは安全に施術を行うためにとても大切な確認です。
一部の薬は、光に対して肌が敏感になる「光過敏」を起こすことがあり、その状態で脱毛をするとトラブルにつながる可能性があります。市販薬やサプリメントでも影響する場合があるため、少しでも気になるものがあれば正直に相談しましょう。
施術中・直後の脱毛の注意点
施術当日は、「恥ずかしい」「痛いのかな」といった不安もあるかもしれません。そんなときこそ、気になることを我慢せずに伝えたり、アフターケアの指示をきちんと守ったりすることが大切です。
ここでは、施術中に気をつけたいコミュニケーションのポイントと、施術直後の過ごし方の注意点を解説します。
痛みや違和感は我慢しないで伝える
脱毛の痛みの感じ方は、部位や毛の濃さ、個人の体質によって本当にさまざまです。「輪ゴムで弾かれたような感覚」と言われることが多いですが、VIOやワキなど毛が濃い部位は、チクッとした痛みを強く感じる場合もあります。
大事なのは、「我慢しすぎないこと」です。強い痛みや熱さを感じたときは、遠慮せずにスタッフに伝えましょう。出力を調整したり、冷却時間を長くとったりしてくれるはずです。我慢して続けてしまうと、火傷や赤みの原因になることもあるため、「ちょっと怖いな」と感じた時点で相談するのがおすすめです。
施術直後は肌が敏感な状態、こすらない・温めすぎない
脱毛直後の肌は、軽い日焼けをしたように、内部がほてっている状態です。このタイミングで強くこすったり、熱いお風呂に長く浸かったりすると、赤みやかゆみが出やすくなります。
・当日は湯船につからず、ぬるめのシャワーで済ませる
・ボディタオルでゴシゴシ洗わず、手でやさしく洗う
・サウナや岩盤浴、激しい運動で体を温めすぎない
こうした点を意識して、いつもより少しだけ肌をいたわるイメージで過ごすと、トラブルをぐっと減らすことができます。
保湿ケアと冷却ケアを習慣にする
脱毛後は、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌は、かゆみ・赤み・チクチク感などの原因になるだけでなく、次回の施術での痛みを強く感じやすくなることも。
サロンやクリニックで保湿ケアをしてもらったあとは、自宅でも以下のようなケアを続けるのがおすすめです。
・刺激の少ないローションやクリームでしっかり保湿
・かゆみが気になるときは、かかないよう冷タオルで軽く冷やす
・アルコール入り・香りの強いボディケアはしみることがあるので注意
「脱毛中はいつもより丁寧に保湿する」ことを意識するだけでも、肌のコンディションが変わってきます。
長期的に見た脱毛の注意点とサロン選びのポイント
脱毛は、一度で終わるものではなく、数カ月〜数年かけて通う長期的な美容習慣です。そのため、「今だけ」の条件だけでなく、「続けやすさ」や「将来の肌のこと」も含めて考えることが大切です。
ここでは、長く通うからこそ意識したい注意点と、サロン・クリニックを選ぶときのポイントをまとめます。
途中でやめたときのこともイメージしておく
通っているうちに、転勤や引っ越し、妊娠・出産など、ライフスタイルが変わることもあります。そんなときに慌てなくて済むよう、契約前に次のような点を確認しておきましょう。
・途中解約はできるのか、その際の返金ルールはどうなっているか
・店舗移動は可能か、追加料金はかからないか
・妊娠した場合、休会や期限延長の制度があるか
長期契約のほうが一回あたりは安く見えることも多いですが、「最後まで通いきれなかった場合のこと」もセットで考えておくと安心です。
妊娠・授乳中は基本的に脱毛NG
妊娠・授乳中はホルモンバランスが大きく変化するため、脱毛の効果が不安定になったり、肌トラブルが起こりやすくなったりします。そのため、多くのサロンやクリニックでは、この期間の施術をお断りしています。
将来的に妊娠を考えている方は、「いつまでにどの範囲を脱毛しておきたいか」を逆算してスケジュールを立てると、計画を立てやすくなります。また、妊娠が分かった時点で、早めに相談することも大切です。
料金だけでなく“相談のしやすさ”も重要
長く通う上で意外と大きいのが、「スタッフに相談しやすいかどうか」です。肌の状態や体調の変化、スケジュール調整など、通っているうちに聞きたいことは色々出てきます。
・不安や疑問をそのままにせず、気軽に質問できる雰囲気か
・メリットだけでなく、注意点やリスクもきちんと説明してくれるか
・無理な勧誘や、高額プランへの乗り換えを強くすすめてこないか
こうした点をカウンセリングや数回の来店で見極めることで、「ここなら安心して任せられる」と思えるパートナーを見つけやすくなります。
脱毛の注意点というと、少し怖いイメージを持ってしまうかもしれませんが、ポイントを押さえて準備・ケアを行えば、リスクをぐっと減らしながらメリットをしっかり受け取ることができます。
「肌を大切にしながら、ムダ毛の悩みも減らしていく」という視点で、今日ご紹介した注意点をぜひ役立ててみてください。自分のペースと体調を大事にしつつ、理想のすべすべ肌を目指していきましょう。
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